税務調査が来る前に2
全国の個人事業主及びフリーランスの方へ
利益が出ているのに無申告を続けていると大変なことに・・・
個人事業主及びフリーランスの方へ
開業しているが、税務署から何も言って来ないから、「確定申告はやめておこう」なんてお考えの方は、後から来る代償は、悲惨なものです。
所得税や法人税の税務調査は、ある程度まとまった年数(3年から7年)がないと着手されないことが多いです。
脱税情報が入ってきても、1~2年ぐらいの期間しかなければ泳がせておくことも私のやっていた頃はありました。
表現は悪いかもしれませんが、「太らせてから一気に責める」って感じで調査に着手します。
仮に新聞記事になったとして、1~2年ぐらいの処理額に比べ、5~7年まとまった金額になると見栄えが違います。
税務署内でも達成感や周囲に与える影響は違います。
ただ調査を受けた納税者は、一大財産が瞬時に無くなったり、負債を背負う方も見受けられました。
ご相談は0767-22-9600まで
何が大変かと申しますと
税務調査は無申告の場合、5年間の取引内容を確認されます。
仮に税務調査の結果で1年につき以下の調査額を告げられた場合
売上金額 700万円・・・①
仕入、経費 300万円・・・②
所得金額(①-②) 400万円
所得控除(扶養家族2名) 120万円
負担しなければいけない税目と税額(一部ザックリのところもあります)は、
1 所得税 182,500円×5年分=912,500円
2 無申告加算税(罰金と思ってください)が所得税の15%(脱税なら40%)かかります。
180,000円×15%×5年分=135,000円
3 延滞税(利息と思ってください)が所得税の最高で年利14.2%かかります。
4 市県民税(地方によって変わります)
約280,000円×5年分=1,400,000円
5 国民健康保険(地方によって変わります)
約540,000円×5年分=2,700,000円
6 事業税 55,000円×5年分=275,000円
7 4~6に延滞金が付く場合
8 税理士を頼めば数十万円の報酬がかかります。
以上(1~7)を合計すると550万円超の負担がのしかかります。
※4~6について5年間遡られるか不明ですが・・・
例として年収700万円と設定しましたが、私が調査してきた対象者の収入は億越えで所得金額も1000万円を超える方を行ってきましたので、のしかかってくる税額も数千万円クラスを見てきました。
この調査税額を至急負担しなければいけないので本当に大変です。
ご相談は0767-22-9600まで